今日この頃のペットブームで人気なのがワンちゃんですよね。これから、生活を共にするワンちゃんを選ぼうとしている方々に、実際に飼ったワンちゃんの話をしたいと思います。ワンちゃん選びのご参考にどうぞ。
日本の風土にマッチした万能犬、柴犬
性格
見た目は愛嬌があり、小型犬に分類されていますが、とても勇気があり警戒心が強いワンちゃんです。「飼い主には従順です。」とよく紹介されますが、それはほとんどのワンちゃんに当てはまることです。気が強いので、一緒に飼っているラブラドールレトリーバーは体重が4倍近くあるのに、圧倒されています。まあ、ラブは本当に穏やかな犬なのでしょうがないですね。
以前、山を散歩していると竹林からイノシシが飛び出てきました。田舎とは理解していましたが、あんなに大きいイノシシに遭遇するとは夢にも思いませんでした。しかし、とんでもない体格差を微塵も気にせず、柴犬はイノシシに向かって吠え撃退したのです。非常に勇敢であることは間違いありません。
体格
体重の平均は8kg前後とされています。ぼくの家の柴犬は9kgです。敏捷性は高いので散歩中はちょこまかと忙しそう。でも、体重が軽いので散歩は家の女性陣が中心となって行っています。体格的に屋内で飼うことも可能です。一時期、屋内で飼おうと試みました。しかし、敏捷性と運動量の観点から、屋外の番犬担当になりました。本人(本犬?)も外の方が居心地良さそうです。
注意点
気性と警戒心が強いので、他の人やワンちゃんに対して攻撃性を示す場合があります。なので、他人が不用意に触ることができないような工夫が必要です。また、警戒心が強いので無駄吠えにも注意が必要になります。幸い慣れると無くなりましたが、野良猫や新聞配達の単車などに吠える期間もありました。
また、日本犬特有というのか分かりませんが、水は非常に苦手です。体を洗う時など必死で逃げることばかり考えています。ぼくの家の歴代日本犬で水が好きなワンちゃんは一匹もいませんでした。
まとめ
勇敢で警戒心が強いので、番犬としての頼りがいがあります。体格も小柄で通院も簡単です。見た目も愛嬌があり非常にカワイイです。とても人気なので日本のみならず外国でも柴犬を飼っている人が急増しています。しかし、他人や他のワンちゃんと和気あいあいとしたいなら、トレーニングをしましょうね。ここでいうトレーニングとはワンちゃんだけではなく飼い主も含まれています。どちらかというと飼い主のトレーニングと勉強の方が重要です。
補足
「お手」「おすわり」「まて」などの基本動作は難なく習得することができます。考え方として、ワンちゃんが命令を理解し実行できるかどうかは、ワンちゃんの資質はあまり関係しません。やっぱり重要なのは、飼い主の愛情と勉強による知識の向上といえます。